♪抱きしめるといつも君は 洗った髪の香りがした〜
1982年、郷ひろみさんが発表した《哀愁のカサブランカ》の冒頭の歌詞です。カラオケで歌う方も多いのではないでしょうか。
昔の恋人を懐かしむ、切ない心を歌ったバラードです。
実はこの曲、オリジナルはアメリカで生まれているのです!
米・フロリダ出身の歌手、バーティ・ヒギンズ(Bertie Higgins)の《Casablanca》(カサブランカ)がオリジナルなんですね♪
オリジナルでは、映画《カサブランカ》を恋人と観た、その時の心情を織り混ぜながら、遠くへ行ってしまった恋人への思いを切々に歌い上げています。
歌詞の一部です。
“Popcorn and cokes beneath the stars became champagne and caviar”
ポップコーンやコーラも、あなたが隣にいれば、シャンパンやキャビアに見えてくる
なんて素敵なのーッ☆☆
大切な人が隣にいると、普段じゃ当たり前なことも、どんなに僅かな些細なことも、全てが“特別”になる気持ち、スゴくよく分かりますよね。
映画《カサブランカ》は1942年にアメリカで製作された映画で、戦火近づく1940年のフランス領モロッコの都市・カサブランカを舞台にしたラブロマンス映画です。
過去の記憶や思い出にいつまでもすがりつくのは良くないけど、その時の自分が今の自分を作っている一つの要素になっていることは確かだと思います。
今の自分があるのは、良いコトも悪いコトも、全ての“過程”が存在したからなのかも〜なんて思いながら…
皆さまも《哀愁のカサブランカ》《Casablanca》、ぜひ聞き比べてみてください♪